CPU

我が家で唯一の64ビットマシンのSun Ultra 5は、CPUのクロックが270MHzと悲しくなるほど遅い。GUIで使うとあまりにも遅いのでCeleron500MHzのWindows2000がもの凄く軽快に感じてしまうほどだ。
そこで、CPUをUltraSPARC IIi 270MHzからUltraSPARC IIi 440MHzにアップグレードする。UltraSPARC IIi 270MHzは2次キャッシュが256KBとわずかだがUltraSPARC IIi 440MHzでは2次キャッシュは2MBとワークステーションらしい容量になる。
用意するCPUモジュールは「P/N501-5149」で中古なら5,000〜20,000円程。運良く5,250円で7日間の保障付きを見付けた。入手することができた。
後は、CPUモジュールを交換するだけ。Sun Ultra 5のCPUは、キャッシュやVRMを含めたモジュール構造でかつ冷却ファンはケース側に備わるので、CPUの交換はPCよりも簡単。ネジを1本外して、ガイドを持って引き上げれば外れる。逆の手順で取り付け完了。
ただ、クロックが270MHzなので60nsのメモリを搭載しているが、360MHz以上のクロックのCPUならメモリを50nsに変えないと追いつかない可能性があるのが心配。
CPUを交換するついでに、SCSI拡張カードとE-IDE拡張カードも追加してみる。この拡張カードはどちらもSun純正ではなく、SCSI拡張カードはI・Oデータ機器製のPC用、E-IDE拡張カード玄人志向のPC用。回路の一部を短絡もしくは切断するとSPARCでも認識できるようなので、試すためにカードだけ買って置いたが、2年も放置したままだったので、そろそろ試さないと。
ちなみに、Ultra5のオンボードIDEですが性能が悪すぎます。
IDEコントローラがチープで最近の7,200rpmハードディスクドライブをつなぐと、ハードディスクからの読み込みでデータを取りこぼしてしまう。というか、データの転送速度に対応できない。なので問題なく使うためには、速度が遅いSun純正ハードディスク(Seegate製)を使う必要がある。
で、このハードディスクだがSeegate製Barracudaだが、形状はHawkだ。

まるで関係は無いが、本田のVFR400Kが欲しい。